髪のべたつきが気になる!べたつきの原因とその解消方法とは…

掲載日:2020.03.25 更新日:2020.03.27

この記事の監修 アンファー株式会社

髪がべたつく原因は?

ふと髪を触った時に、「なんだか髪がべたついている…」と感じたことはありませんか? 毎日同じようにシャンプーをしていても、いつの間にかベタベタの髪になることがあります。

髪のベタベタの正体は、ずばり過剰な皮脂です!

多すぎる皮脂がべたつきを引き起こしているのですが、皮脂が多くなる原因はいくつか考えられ、それぞれに対処方法が異なります。それぞれの改善方法を確認しましょう。

男性は比較的皮脂が多く、髪がべたつきを抱えやすい傾向にありますが、それはいくつかの原因が考えられます。ひとつひとつの要素を確認していきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

男性ホルモンは皮脂腺を活発にする作用があり、この男性ホルモンの分泌が乱れると髪のべたつきが悪化します。男性ホルモンの分泌は、思春期のはじめから60代頃まで徐々に増えていきます。つまり年齢を重ねるほど髪がベタベタになるリスクは上がっていくので、 年齢に合わせた皮脂コントロールが必要 という事です。

ストレス、睡眠不足

働き盛りの間は仕事のストレスを抱えたり、睡眠時間を削ったりと身体に負担をかける生活を送ることがあります。このような生活が続くとホルモンバランスが乱れて、皮脂が分泌されてべたつきの原因になります。

身体に負担をかける分、どこかで帳尻を合わせるためのケアが必要になります。

シャンプーや整髪料などの洗い残し

毎日のように整髪料を使う人や、シャンプーやリンスを手早く済ませるという人は要注意です。これらの主成分は油分なので、髪や頭皮に流し残しがついているとベタベタしてします。シャワーできちんと落としたつもりでも、洗うとき、流すときの癖で洗い残し、流し残しがあるかもしれません。全体をしっかりと丁寧に洗い流すよう心がけましょう。

間違った洗髪方法による皮脂の過剰分泌

頭皮が乾燥していると、乾燥を補おうとして皮脂の分泌量も増えます。皮脂には、頭皮の乾燥を防いだり、頭皮を外的な刺激によるダメージから守ったりする効果があります。この皮脂を過剰に洗い流すと、頭皮は潤いを守るために皮脂の分泌量を増やすのです。その結果として皮脂が多くなり、頭皮や髪がべたつきます。

よくやりがちな頭皮の乾燥を招く原因のひとつに、1日に2回以上シャンプーすることが挙げられます。1日のシャンプー回数が多いほど、頭皮から必要な皮脂までも洗い流します。そのため、頭皮は乾燥を防ごうとして、皮脂の過剰分泌を引き起こします。

また、指の腹で強くこする、40度以上のお湯で頭を洗い流すことも、皮脂を過剰に洗い流すことになり、皮脂の過剰分泌につながります。過剰分泌による髪のベタベタを防ぐには、誤ったシャンプー方法の改善やシャンプー方法の見直しが必要です。

シャンプーとヘアケア商品が合っていない

髪を洗うとひと口に言っても、人それぞれ肌(頭皮)のタイプが異なるため、 自分のタイプに適した洗浄効果をもつシャンプーを選ぶことが大切です。

たとえばオイリー肌の人が洗浄力の弱いシャンプーを使うと皮脂が落ちきらずにべたつきが残りますし、皮脂が少なめのドライ肌の人が洗浄力の高いシャンプーを使うと、皮脂が落ちすぎて、身体は足りなくなった皮脂を補おうとしてより多くの皮脂を分泌するようになり、やはりべたついた仕上がりになってしまいます。

効果が高いからといって誰でも同じ頭皮ケア効果が期待できるわけではありません。たとえば友達が「このシャンプーすごく良かったよ!」とすすめてくれても、それが自分にもいいシャンプーかどうかは別なのです。自分の頭皮の性質を知り、それに合ったシャンプーやヘアケア用品を選ぶことが大事です。

脂質や糖質の多い食べ物を多く食べる

皮脂の主成分は中性脂肪です。そのため中性脂肪を形成しやすい食事ばかりにするのはNGです。とくに脂っこいものには脂質、甘いものにはショ糖など中性脂肪の材料が多く含まれています。

また夜は日中に比べて、中性脂肪をはじめとしたエネルギーを消費しにくい時間帯です。皮脂の分泌を抑えるために、夕食は脂ものを避けた食事にしましょう。

これらが髪のべたつきを招く主な原因です。ひとつでも心当たりがある場合は、改善に努めましょう。では、このような髪のべたつきを解消するにはどのようなケアが有効なのでしょうか?

皮膚病の疑い

頭皮のべたつきの原因が脂漏性皮膚炎という皮膚病の可能性もあります。頭皮などの皮膚にはマラセチアという菌が常在しています。

マラセチア菌は皮脂を好み、免疫力の低下などにより皮脂の分泌が過剰になると活発に活動し始めます。それにより、未熟な細胞片が剥がれて外からの刺激に弱い状態なります。他の頭皮のトラブルにもつながりやすいため、自分で判断はせず病院やクリニックなど専門の医師に診てもらいましょう。

髪のベタベタを解消する方法は?

髪のベタベタを解消するには、原因を改善すると同時に、皮脂を抑えるアプローチをするとより効果的です。具体的にどのような解消方法があるのでしょうか。

ストレス解消を心がける

ストレスによりホルモンバランスが崩れると髪のべたつきを引き起こします。まずストレスは溜め込まないようにすることが一番です。そしてストレスを定期的に解消しましょう。有酸素運動などのスポーツをすることは、ストレス解消もできる上、皮脂の元となる中性脂肪も消費できて一石二鳥です。

バランスの良い食事を摂る

中性脂肪の元となる食事のとりすぎはNGです。さらにビタミンには中性脂肪を下げるのに重要な役割があるので、積極的に食事に取り入れていきましょう。食事は日々の身体を作るものですシンプルながらも効果の高い解消方法です。食事の栄養はバランスよく摂ることが大切です。

充分な睡眠で生活リズムを整える

まずは男性ホルモンの分泌を整えることで、皮脂量の改善が期待できます。規則正しい生活リズムにすることで男性ホルモンも安定するので、おのずと髪のべたつきの原因になる皮脂も安定します。

とくに髪のベタベタを解消するのに重要なのが、睡眠時間です。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、頭皮の状態を整えるのに欠かせません。髪をべたつかせないためにも、ふだんから睡眠時間が少ないと思ったら、毎晩長めに睡眠をとるのを意識しましょう。

ですが、ただ早い時間に睡眠をとればいいというわけではありません。一説では育毛のゴールデンタイムとされている22時~2時までに睡眠をとるといいという説がありますが、この時間と成長ホルモンの分泌量は、関連がありません。育毛のために重要なのは、寝入ってから90分の間、質のいい睡眠がとれるかどうかです。人の身体は寝入るとすぐに1回目のノンレム睡眠に入ります。この睡眠が、睡眠中で最も深い眠りになります。

睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠の2つがあって、身体だけでなく脳も完全に眠った状態がノンレム睡眠、脳は覚醒していて身体が休んでいる状態がレム睡眠です。睡眠中は成長ホルモンが分泌されますが、その中でも成長ホルモンが最も多く分泌されるタイミングがノンレム睡眠に入ったときです。このときは、副交感神経が優位にはたらき、髪や頭皮、身体が負ったダメージを回復させるために成長ホルモンの分泌が活性化します。

ノンレム睡眠とレム睡眠は、1回の睡眠で交互に3~5回ほど切り替わり、ノンレム睡眠を維持できるのは平均的に90分です。睡眠の周期は人によって変わるため、寝入ってからの90分はしっかり眠りましょう。

正しいシャンプーをする

そもそも洗髪方法を見直せば、髪のベタベタが気にならない状態にすることができます。根本的には皮脂を過剰分泌しない頭皮にしていくことが重要なのですが、即効性のある対処法としては「正しいシャンプーをする」ことが有効です。そこから徐々にべたつきの少ない、髪質を目指していきましょう。 正しいシャンプー方法として次の5つのポイントを実践しましょう。

正しい頭皮ケアの4ステップ

シャワーの前にブラッシングをする
シャワーで髪を濡らす前にブラッシングをします。ブラッシングをすることで、髪についているホコリや汚れを落とすことができます。髪をとくことで、絡まりをほどき抜け毛予防にもなります。

予備洗いでしっかり髪を濡らす
シャンプーを使う前にぬるま湯で頭皮や髪をよく洗います。しっかり濡らすことで汚れが落ちやすくなり、シャンプーの泡立ちもよくなります。

ぬるま湯の温度は38度前後がオススメ。熱すぎると皮脂を取りすぎたり、頭皮を傷める原因になります。また、ぬるすぎて水のような温度の場合、皮脂を充分に洗い流せない可能性も。温度にもぜひ気を配ってください。

シャンプーを泡立てて髪につける
事前に手でシャンプーを泡立ててから髪を洗います。泡立てることで頭皮の全体にシャンプーが行きわたり、頭皮の洗い残しをなくすことができます。

頭皮を揉むように優しく洗う
シャンプーをつけたら頭皮を揉むように指の腹で優しく洗います。力強くこすったり、爪で洗ってたりしてしまうと逆に頭皮を傷つけてしまうので注意しましょう。

洗い残しがないようによくすすぐ
髪や頭皮からぬめりがなくなるまでよく洗います。

これらのケアをできる範囲で行っていけば、徐々に髪のべたつきは治まっていくでしょう。さらに、髪のべたつきを抑えるために適切なシャンプーを選ぶことで、べたつき知らずの髪にすることができます。 頭皮のタイプによってベストなシャンプーは異なります。どのようなシャンプーの種類があるのか確認していきましょう。

髪のベタベタを抑えるシャンプーの選び方

シャンプーといっても、その用途によってさまざまな効能に特化したものがあります。シャンプーを大まかに分類し、それぞれの特徴を紹介します。

高級アルコール系シャンプー

シャンプーの中で洗浄力が高めで、少量でもしっかり泡立ちます。また、成分にはシリコンなどのコーティング成分や香料も配合しています。このシャンプーは、皮脂や汚れをしっかり落としたい、ツヤの良い髪に整えたい、香りを楽しみたい人などにおすすめです。

石鹸シャンプー

なじみ深い石鹸を土台として開発されたシャンプーです。オーガニックなど自然志向の人に愛用されています。

アミノ酸系シャンプー

比較的新しく開発されたもので、人の身体を構成する要素でもあるアミノ酸を配合したシャンプーです。肌にやさしいと注目を集めており、頭皮ケアを重視したい人に適しているシャンプーです。

これら洗浄剤の特徴や、適性のある人の傾向などを表にまとめました。

高級アルコール系 石鹸系 アミノ酸系
主成分 ラウレス硫酸Na、
ラウレス硫酸TEA
脂肪酸Na、
脂肪酸K
ラウロイルメチルアラニンNa、
洗浄力 洗浄力が高く、
泡立ちに優れている
洗浄力は高く、
毛穴の汚れも落ちる
洗浄力は
やや弱い
刺激性 頭皮、毛髪への
刺激が強い
皮脂を過剰除去する
傾向にある
低刺激
適性 肌が強く、
銘柄にこだわらない人
自然志向で、
肌の強い人
敏感肌で、乾燥しやすく
頭皮をいたわりたい人

シャンプー選びの際は、これらの成分が含まれているかでシャンプーの特徴を把握できます。他にも弱酸性かアルカリ性によっても分類できますし、シリコンの有無によっても差別化することができます。ただし主成分と洗浄効果の適性などは上の表からも充分に判別できるので問題ありません。

以上の特徴を踏まえて自分に合ったシャンプー選びをすることで、髪のベタベタを解消する足がかりにできます。人によって頭皮に必要なアプローチは違いますし、年齢によっても適した頭皮ケアは変わっていきます。常に自分の頭皮の状態をきちんと把握して、使い分けましょう。

お出かけ前に!今すぐできる髪のべたつき対処法

生活習慣やシャンプーを変えるなど根本的な対策をすることで、髪のべたつきを抑えることが期待できますが、改善されるまでの間の髪のべたつきに困っている方もいるでしょう。

ここでは、今すぐできる対処法をご紹介します。

特にお出かけ前に、髪のべたつきがひどく気になる場合などに試してみましょう。

ベビーパウダーを使用する

ベビーパウダーを、付属のパフで丁寧に髪の毛や頭皮につけ、その後にパウダーを落としてみましょう。髪の毛のべたつきが少し解消されたかと思います。
生え際の部分がべたついている場合も使うことができますね。

ベビーパウダーはその名の通り、赤ちゃんに使用するものであるため、とても肌に優しくできています。主な成分はコーンスターチとタルクで、コーンスターチは肌の油分と水分をコントロールして整えるはたらきがあり、タルクには消炎作用があります。

頭皮の状態が良くない場合でも、使いやすいパウダーであると言えるでしょう。

ティッシュオフする

女性が顔の皮脂をとりあえず取るのに、ティッシュペーパーを肌にのせて上から優しく押し、皮脂を吸い取る方法があります。これを頭皮にも活用してみましょう。

ティッシュを頭皮に押し当て、余分な皮脂を吸収させます。その際、ゆっくりと頭皮の気になる部分に押し当てるのがポイント。ティッシュペーパーはすぐには皮脂を吸い取ってくれません。焦らず、ゆっくりとティッシュオフするようにしましょう。

クリニックを受診

シャンプーを使用してもなかなかべたつきが治らないという場合は皮膚病など他の原因が考えられます。このような状態に陥ったときに、シャンプーで皮膚病を治すことはできません。皮膚科などの専門の病院やクリニックを受診して、正しい原因を突き止め治療するようにしましょう。

髪のベタベタは解消できる!

髪に触れた時に感じるべたつきは過剰に分泌された、あるいは残ってしまった皮脂です。皮脂の過剰な分泌は見た目にも悪いですし、髪のべたつきによる不快感だけではなく、さまざまな頭皮トラブルの引き金にもなります。

髪のベタベタは、自然に回復するものではありません。きちんと対策をして生活を見直していくことでべたつきを改善でき、快適な頭皮環境を作れるのです。髪のべたつきを解消していきたいのなら、その時その時でベストな頭皮ケアをしていきましょう。

そして自分の頭皮のタイプや状態にあわせたシャンプー選びが、快適な頭皮環境への近道です。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。